【お買い物日記】エルゴノミックキーボードを買ってみた

amazonkeyboard

ペリックス PERIBOARD-512W

もう10年ぐらい使っていたキーボードが壊れた。
たいていの電気製品は少なくとも20年は使う我が家だが、さすがにマウスとキーボードは消耗品でけっこう良く買う。特にゲームをよくやっていた頃はマウスは半年に1回ぐらいずつ壊していた。ゲームも仕事もあまりやってない最近はそれほどでもないが、さすがにキーボードは寿命なので買い換えることにした。

もっともテレビとモニターを兼用にして、「パソコン飯」をするようにならなければもっと長持ちしたと思うのだが。デスクで食事すると食べかすがめっちゃキーボードに溜まるんだよね。完全に壊しちゃったのも、分解掃除しようとしたときだった。

さて何を買おう? ちなみにこれまで使ってたのは、秋葉の路上で1000円で売ってたジャンク品のIBMキーボード。これがなかなか使いよくて重宝していたのだが、仕様も何もろくに見ないで買ったので、使ってみるまで英語キーボードだって気付かなかったんだよね。

でも私は日本語より英語打つ方が多いし、キーの配置もこのほうが合理的だし使いやすい。それに何より目障りな日本語が付いてないので見た目がかっこいいと思って気に入っていたのだが、誤算は(あまり仕事しなくなったせいで)今ではほとんど日本語ばっかり打ってること。
それならそれでいいのだが、英語もよく使うのでしょっちゅう日本語/英語の切り替えをやらなきゃならない。日本語キーボードだと全角/半角キー1個ですむのに、英語キーボードだとAlt + ~ の2個を押さなきゃならなくて、けっこう面倒。

だから、今度は日本語キーボードでいいや、と思ったら、思わぬ落とし穴が!

そう、windows7ではキーボードの切り替えがめっちゃ面倒くさくて、レジストリとか書き換えないとならないんですね。もちろんやり方を詳述してくださるサイトはたくさんあるんだが、私がそんな高度なことをすると、せっかく調子よく動いているパソコン自体を破壊してしまう可能性大なので恐ろしくてできない。
ああもう! なんでそんな面倒なことになったの? 昔なら起動画面でいつでも変えられたのに。とにかく何もかも面倒くさいので、しかたなく今度も英語キーボードを買うことにした。考えてみたらキー配置とかも違うし、こっちで慣れちゃったからしょうがないや。

それで何にしようかAmazonを見ながら考える。キーボードはタッチの問題とかあるから、実物見ないと買う気がしなかったんだけどねえ。英語キーボードってうちの近所のヤマダとかケーズデンキじゃ置いてないだろうし、秋葉原まで行くのがめんどい。(もう何もかもめんどくさい人)

キータッチと言えば、思い出すのは例の「タカタカタカターン!」(©地獄のミサワ)だが、私はあれやる人です、ハイ(笑)。
しょうがないんだよね。私は手動式のタイプライター(ワープロじゃないよ。もちろん英語しか打てない)でタイピング習ったから。そんなの若い人は見たこともないでしょうが、棒みたいなバーの先っぽに1個ずつ活字がついてて、キーを叩く(押したぐらいじゃ動かない)と、そのバーがインクリボンを叩いて印字されるというあれ。
ゆっくりならいいんだけど、タイピングが早いと、相当強い力で叩かないとバー同士がからまってしまうという事故がよくあったのよ。そのため力任せにキーを叩く癖がついてしまった。タイプライターだとその方が絶対早いし、リズムよく叩くとさらにスピードが上がるので。
さすがに今はそこまでじゃないが、やっぱりキーは大きくて重くてカチッとなるやつの方が好き。

などと好みはあるのだが、やっぱりめんどくさいので(笑)、結局Amazonで一番安い英語キーボードを注文してしまった。700円だからだめでもいいやぐらいな感じで。
そしたらやっぱりだめだった。いちおうフルキーボードなんだが、コンパクトキーボードみたいにキーがごっちゃごちゃに詰め込んであって、間隔が狭すぎるのでミスタイプの連続。
それだけなら慣れれば何とかなるが、3日目で反応しないキーが出てきた。だめだこりゃ。

たまたま1000円のIBMは当たりだったが、やっぱりまともに使えるキーボードって7、8000円は出さないとだめなのかなあ。私は使う頻度を考えたら1万円だって安いぐらいなんだが。

考えながらまたAmazonを見ていたらビビッとくるものがあった。「エルゴノミクスキーボード」ってなんぞこれ? 形容詞なら「エルゴノミック」だろ! まったくこの名詞と形容詞をわざわざ入れ替えて使う変な流行(「プライベートは大切にしたいので」みたいな)は、5年ぐらい前から始まったのだが、気持ちが悪くてしょうがない。もちろんテストじゃバンバンバツ付けてるけど。

というのは置いといて、なんでこれに反応したかというと、例のエルゴヒューマン・チェアを買って正解だったから。椅子もそうだったが、これも見た目だけだといかにもヘンテコリンで使いにくそうだけど、使ってみたら実はすごく快適で気持ちいいんじゃないだろうか?
キーの幅の狭さに閉口したあとなので、たっぷり余白のあるキー配置もなんかいい。輸入物だからおそらく一般の日本人には大きすぎて使いにくそうだが、私はたいていの日本人男性より手の指が長いので、これぐらいでちょうどいいかも。
お値段も3,690円で送料無料と手頃だし、この値段なら失敗してもそんなに痛手じゃないや。というわけで、実験のつもりで買ってみました。

さっそく届いたのがこの「ペリックス PERIBOARD-512Wホワイト, エルゴノミクスキーボード – アマゾンアメリカランキングトップ10 – 有線USB – エルゴノミクスデザイン – 腱鞘炎防止 – 長時間の使用でも疲労しにくい – 英語配列キーボード」。なげーよ!

箱から出すとでかい! 思ったより大きいな。デスクは広いからいいんだけど、かなりの場所ふさぎ。でも値段の割りに重くてしっかりした作りで高級感はある。

長くなるので手っ取り早く使用感を書くと、これはかなり使いやすい。左右の手が担当するキーが離れて、しかも八の字に開いて傾いているのは、見てるとなんか不安感に襲われるが、私みたいに完全なブラインドタイプができるとかえって使いやすい。むしろなんで普通のキーボードはこうなっていないのか疑問に思えてくるぐらい。
スペースキーが大きく左右にあるのは、日本語入力をするに当たってはむしろ好都合。
キータッチも柔らかすぎもせず固すぎもせずちょうどいい感じで、かなり深いのに力はいらないし、カチャカチャ言わないのもいい。

ここまでがいいところ。以下は逆にだめというか、私には使いづらいと感じる点。

真ん中が大きくふくれたように盛り上がってるのは、手の形に合わせてあるんだろうが、このふくらみが大きすぎて、手がしょっちゅう滑り落ちそうになる(笑)。ここらが外人サイズって感じだなあ。この傾斜がもうちょっとゆるいと本当に腕が楽なんだけど。
同様に、手元に近いキーほど大きく、上に行くにつれて小さくなっているのは意味がちょっとわからない。たとえば、最下段のキーでよく使うのはスペースとctrlぐらいなのに、使いもしないウィンドウズキーとかAltキーが馬鹿でかいのは意味ないような気がする。逆にしょっちゅう使うEscキーや、日本語入力には不可欠なファンクションキーは小さくて使いづらい。

でもいちばん使いづらいのはInsert/Delete、Home/End、PageUp/Downの各キー。写真をご覧になればわかるように、これらのキーは通常と配置が違う上、文字キーよりひとまわり小さくてすごい使いづらい。私はこういう文章を書くとき、カーソル移動にHome/Endを多用するのでよけいつらい。
何気にカーソルキーも通常と違ううえに小さいので、これでゲームをするのはほぼ不可能だな。私はゲームでの移動には元からテンキーを使ってるからいいけど。
とにかく、かなり大きなキーボードなのに、なんでこの周辺だけせせこましい作りになっているのかは謎。
逆にテンキーはすごいまともな作りで使いやすい。

あと、英語キーボードではよくあるが、エンターキーが小さく、シフトキーが大きいのは明らかに英語打つ人のための仕様で、日本語入力には不便極まりない。(英語は大文字入力のためにしょっちゅうシフトを使うが日本語はめったに使わない。日本語は確定のためにしょっちゅうエンターを使うが英語は使わない)

結論。好みや使い勝手はかなりの個人差があるだろうし、パーフェクトな商品じゃなかったが、この値段ではかなり優秀なキーボードだし、エルゴノミクスという発想は完全に正しい。エルゴノミックキーボードでもっと手に合うのを探したいと思ってしまった。

P.S.

ここまで書いてから重大な発見!

傾斜が使いづらいと思ったのは机の高さが関係していたみたいだ。というのも、疲れてふと、キーボードを膝に載せて打ってみたら、手にぴったりフィットしてちょうどいいのだ!
わかった。わかってきたぞ。私の机は前にも書いたように長年愛用しているSony製なのだが、古いのでおわかりのように、まだパソコンというものがなかった時代、つまり手でものを書くための机なのだ。手書きの時はもちろん机は椅子にくらべて高いほど書きやすい。ところがパソコンデスクはみんな低くできているのだ。
要するにこれが普通の高さの机なら十分使いやすいキーボードだってこと。ああー、机も買い換えかよ。いやこれもかなりガタが来ていて、表面なんかハゲちょろけだし、十分買い換え対象なのだが、搬入のあの苦労を思い出すともう!

それなら最初から膝に載せて打てばとも思ったが、今度は椅子の肘掛けが邪魔して腕を脇にぴったり付けてないといられないし、画面見てるとまったくキーが見えなくてけっこう不便。なかなか理想のITライフは遠いわ。

結局、そんなすぐに机を買い換える金も気力もないので、高さが合わないのは手元に腕置きを置いてしのいでいる。しかし、元々巨大な腕置き(指球置き?)が付いてる製品なので、何やってんだか。ただしタイピングは本当になめらかだし楽です。

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