【マンガ評】ポーランドボール(お正月特別編)The End

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  • 絶対泣けます。
  • 下の画像はクリックして原寸大で見てください。これでも縮小してあるんですが、それでも画像がでかいです。
  • ポーランドボールについてはこちらを参照してください。
  • ポーランドボールはもともとポーランドをバカにするマンガです。
  • ポーランドボールの世界ではポーランドはバカでマヌケで貧乏でしょうもない役立たずの国ということになっています。
  • ポーランドボールの世界ではポーランドはイギリスのトイレ掃除が仕事という設定になっています。
  • 「ポーランドは宇宙へ行けない」(=地球の成層圏を出られない)というのはポーランドボールのミームです。
  • ポーランドは宇宙へ行くのが夢です。

『生きる』を書いた後遺症で涙もろくなっているせいか、ポーランドボールを見ていたら(おもしろいのはすべて分類保存してある)ボロボロ泣いてしまったので、訳してみました。
ポーランドボールの訳は前にも紹介したポーランドボール翻訳をはじめとしていくつか翻訳サイトがあるのですが、英語ならまだしもEngrish(でたらめ文法の英語)で書かれているので、素人さんにはかなり翻訳がむずかしいと思います。みんなよく勉強してるし、おもしろくて笑わせてもらってますけどね。
だけどプロ(笑)としては、やっぱり誤訳がすごい気になるし(元の英語がそもそも間違ってるのを誤訳するので相当意味がずれてしまう)、せっかくの良さが伝わってない気がすることが多いので、特に気に入ったものだけここで紹介してます。

この“The End”はポーランドボールの最高傑作のひとつで、ちゃんとポーランドボールのルールに則って、バカバカしい(なおかつかなりブラックな)お笑いになっているのに、ものすごく感動的で泣ける話になっているのがすごくて、おまけに(ポーランドボールの絵はフリーハンドの下手うま絵でなくてはならないというルールに則っているにもかかわらず、絵がめちゃくちゃ上手できれいで、この作者さんはもうポーランドボール界の黒澤明と言ってもいいぐらいなんですが、考えてみたら『生きる』をここに当てはめてもそのまま使えるというぐらい、根底に流れる哲学が似ていることに気付いたので、これはぜひ紹介しなくてはと思った次第です。ああ、文章が長い。(おまけになんで今回だけ「ですます調」なのか?)
まったく私に絵が描ければ、このネームに全部『生きる』の絵を付けた、ポーランドボール黒澤バージョンを描きたいぐらいです。でも絵の才能はないので翻訳で勘弁してください。

ほんとは他にもポーランドが主役のマンガをたくさん訳したかったのですが、ページがめちゃくちゃ重くなるし、これだけ訳して力尽きたので今回はこれだけです。
残念ながらEngrishは正しい英語に直して訳しました。原語だとこの舌足らずでバカっぽい感じがかえっていじらしくて泣かせるのですが、日本語でそれをやると、私の文才が足りないせいか、どうしてもただのバカにしか見えないので。

くどいようですが、せっかくのきれいな絵を味わってもらうため、クリックして原寸で見てください。

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せりふも最高ですが、最後に星を見て泣いているポーランドの顔がまた泣かせます。

ポーランドが宇宙へ行ったりすると宇宙の法則が崩れて大惨事が起きることになってますが、これは結局宇宙へは行けてないにもかかわらず、よくよく見たら地球上の他の国はみんな滅びてるし、地球も、道連れになった月も死んじゃってますね。(目がバッテンになるのは死んだという記号。あとプラネットボールというポーランドボールから派生したマンガもあって、そっちは星や惑星が擬人化されています) 笑わせて泣かせて、ブラックに落とすあたりもいかにもポーランドボールです。

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