【スポーツ評】平昌冬季オリンピック(2018)

言い訳

1年半前のリビューを今頃‥‥というのは、うちのブログじゃ普通なんで勘弁して下さい。ものによっては何年もかけて書いてるんで。
でもオリンピックのリビューはいつもはノリノリで書くんだけど、これは途中まで書いたところでなんかやる気を失ってしまい、それでもおもしろいところはいろいろあるので、いずれちゃんと仕上げて‥‥と思っていたらこうなる、という典型です。
そしたらなんか韓国周辺が騒がしくなってきて、そう言えばオリンピックの記事まだだったなあと思い出して、お蔵入りにするのも惜しいので公開しちゃうことにしました。今はラグビー・ワールドカップについて書きたいのにこんなの書いてるのもアレだけど。だから、最後が尻切れトンボの部分はご勘弁を。

例によって私はスポーツに対して辛辣なので(嫌いだとは言ってない)、キツい言い方が多いです。特に今回は人様の顔の造作について、かなりひどい言い方をしているので、特に男子フィギュアのファンの人は気分を害するかもしれないので閲覧注意です。

韓国については前から書きたいと思ってることがあって、気が向いたらそれもあとで書くかもですが、そっちはそもそも嫌いな話なので当てにしないで下さい。

政治とオリンピック

ソチ冬季オリンピックについて書いたのはついこの間のように思えるのに、また冬季五輪の季節が巡ってきた。あそこに書いたように、私はオリンピックなら冬季の方が絶対好きなので、それなりに楽しみにしていた。

しかしオリンピックが近付くと必ず何かしらキナ臭い問題が起きるのはもう恒例になってるみたいね。ソチのときはロシアのウクライナ侵攻とか。
以前なら大騒ぎになったはずの、ロシアの出場停止なんか、たいして話題にもならないし。国家単位でのドーピング疑惑のためだったが、シロと認められたロシア選手たちは個人での参加を認められた。
はあ? 国に対する制裁なので個人はいいってよくわからん。なんかもうそっちのほうが白黒はっきりしないであやしさいっぱい。ロシアは強豪国なんだからもっと騒げよとか、ドーピング言うなら中国はなんでお目こぼしなんだとか思わないでもないけど。(そりゃ中国の方がいっぱいお金持ってるからでしょうね)

それで今回はオリンピック前から隣国北朝鮮が核をちらつかせて日本やアメリカを脅迫。確かに「悪役」としてはロシアが迫力なくなってしまった現在では、金正恩ぐらいぴったりの役者はないわけで、この時期にここぞとばかりにアピールしてくるのはさすが。

それは十分想定内だったんだけど、私が目を疑ったのは、この緊迫した情況で韓国が出場資格のない北朝鮮をにわか仕立ての「南北合同チーム」に引きずりこんで出場させたばかりか、金正恩の妹を開会式に呼んで、国賓待遇でペコペコしてみせたこと。
うーん、私はこのあたりのことには疎くて何も知らないから間違ってたらすまないが、韓国と北朝鮮って休戦中なだけで敵国だよね? それで韓国って日本とアメリカの同盟国だよね? ノーベル平和賞狙いという話もあるけど、これ和平交渉というより日米への挑発なんじゃ?

北朝鮮から送り込まれた「喜び組」?応援団。韓国が出るとこういう謎の応援を繰り広げるが、それ以外の場合は完全な無表情で直立不動なところが怖い。こういう奴らがいるだけで、まともにスポーツ見る気が失せるよな。ちなみにこのお面の人物は誰なのか、このお面で何を訴えているのかもわからずじまい。

しかし、アメリカもおちぶれたな、と思わざるを得ない。トランプも見かけ倒しで、今のところあらゆる面でかなり消極的だし、こんななめたまねされたら、昔だったらオリンピック・ボイコットぐらいしてもおかしくないのに、副大統領送ってイヤミ言わせるぐらいで我慢してるし。
それを言ったら日本も、韓国が慰安婦合意違反でやたらと日本に対して挑発行為を繰り返すので、大使を引き揚げるような騒ぎになったのに、安倍首相はのこのこ出かけていって笑顔振りまいてるから同じようなものだが、こちらは次のオリンピックの開催国なのに行かないわけにもいかないしねえ。

というわけで、ホスト国韓国に対しては最初からうさん臭い目で見ていた。少なくともサッカーファンなら、ことスポーツに関してはうさん臭い国だってことは周知の事実だし。韓国に限った話じゃなく、こういう「スポーツマンシップ、何それ?」という後進国では国際大会は開催して欲しくないと思う。

いや、マジで私は夏季オリンピックはギリシアで永年開催冬季は(スキー発祥の地ということで)毎年ノルウェーでいいよ。もちろんサッカー・ワールドカップは毎回発祥国のイングランドで。気候的にも設備的にもコンディション的にも選手にも、それがいちばん優しいし。世界最高の選手はどうせすべてヨーロッパに集まってるんだし。
でもオリンピック自体が金のためのイベントになってる現代では、スポーツに政治を持ち込むなとか言うだけ虚しいからやめる。(実は金儲けにすらなってないという噂も)

よってきな臭い話はやめにして、かんじんのオリンピックの話、と思ったが、なんか雑音ばかりが目に入る。
実は私が韓国を嫌いなのは(それを言ったら日本も中国もアジア全体もだが)政治とはなんの関係もなく、単に私とはセンスが徹底的に合わなすぎて、すべてがものすごいダサいし悪趣味だし気持ち悪いと思うから。こういうセンスこそ持って生まれた体質なので、合わないものはもうまるっきり受け付けない。
アジアのものは基本的に音楽も美術も映画も文学も料理も言語もファッションも化粧もスポーツも全部嫌い。もちろんその中では日本は(たぶん慣れてるせいで)いちばんましなほうだと思うけど、それでもオタク文化全般とポップ・ミュージックと邦画だけでも万死に値すると思うぐらい嫌いだけどね。

開会式

だから、開会式にももちろんまったく何も期待してなかったんだけど、つい怖いもの見たさでちらっと見てしまった。
ちなみに私はロシアも同じぐらい嫌いだが、少なくともソチは国威をかけただけあって(あともちろんロシア文化の遺産もあって)かなり見応えがあった。
でも韓国は、お金がないのかやる気がないのか知らないが、本当に安っぽいだけで何も見るものがないと思っていたが、おかげですごいものを見てしまった。

そう、例の人面鳥である。韓国のどこかの遺跡にあった絵だそうで、それは韓国文化の紹介としてけっこうだし、だいたい東洋のクリーチャーはとんでもない姿してることが多いからそれは別に驚かない。
だけどこの造形はないだろう! たぶん『ライオンキング』のあれとかを参考にしたんだろうけど、文化祭の出し物みたいな投げやりな作り。これがダンサーといっしょに舞い踊るシュールさ。なんかこれで私の韓国のイメージが決まってしまった。(実を言うと嫌うほど知らなかった)

これがその人面鳥だが、最初見たときはそっちに気を取られて気付かなかったものの、このダンスも相当すごいな。コンガライン?

あとデザインと言えば「モルゲッソヨ」ね。(プレスセンターの前に鎮座する3体の巨大な男根オブジェクト。名前はみんなに「あれはなんだ?」と尋ねられた韓国人が口を揃えて「知らんがな」と答えたことから) こちらもSNS時代には格好のネタとなって、いろんなコラが作られまくった。
男根じゃなくて弾丸だと言うが、ほぼいっしょじゃん。弾丸もまさに男根の象徴みたいなものだし同じでしょ。それはいいけど、なんでスポーツの祭典で、あんな目立つところにあれを設置したのか理由が知りたい。日本の「かなまら祭り」とかも変に有名になっちゃったし、東洋人は男根崇拝主義者ということを訴えたいのか?

開会式では選手入場にも驚いた。これって時間ばかりかかって退屈だから私は普通早送りするんだが、スタジアムの真ん中で輪になって踊っている子供(?)(東洋人の年齢はわからん。若い女性かも)のダンスが奇妙すぎてつい見入ってしまった。
これが「どじょうすくい」だったり「ひげダンス」だったり、受けを狙ったとしか思えないなんとも珍妙な振り付けで、それを黙々と長時間、全員が同じ振りでまったくやる気なさそうに踊っているのが衝撃だった。
韓国ってKポップとかでこういうのは得意だったんじゃないんですか? なんかダンスの質が戦前の感じなんだが。

どうしても中国や北朝鮮のイメージが強いからか、私はどうせ例によってのマスゲーム的なものを予想していたので、こういうのは想像を越えてる。(専門外の東洋文化については異常なほど無知です、念のため) さっきの張りぼてもそうだが、これで花火とプロジェクション・マッピングとドローンがなければ、私の印象では完全に小学校の運動会か近所の盆踊り大会。すげー! ある意味すげー!
これまでもヨーロッパの小さい町とかでやったことはあるし、お金をかけない開会式は見慣れてたはずだし、そういうのはむしろ微笑ましくてかわいいと思っていたが、やっぱり東洋ってセンスが異常だわ。これが夏季だとおそらくそこまで違和感ないんだけど、冬季ってやっぱりヨーロッパ色が強いから(っていうか日本と北米以外はすべてヨーロッパ開催だったし)よけい違和感が半端ない。

などと他国をバカにしてもいられないんだよね。次はなにしろ東京だから。
この開会式の奇妙さに興奮した私は、実況板に行ってみたんだが、韓国をけなす発言であふれかえっているかと思いきや(だって5ちゃんねるってネトウヨの巣でしょ?)、意外と「次は我が身」、「人のことを笑ってばかりはいられない」という冷静な発言が多くて驚いた。なんだ、まともじゃないか。どうやら前回の長野の開会式が不評だったらしく、その二の舞を恐れているみたい。
そういえば、国辱ものの出し物を見たくないから、私は長野のときは開会式見てないんだった。そこでここまで言うからにはどれほどひどいのか興味が湧いて、YouTubeでビデオを見てみた。長いから適当にかいつまんでだが、いきなり諏訪の御柱を立てて、力士の土俵入り‥‥

‥‥土人の祭り‥‥

以外の何者でもないな。いや、伝統は大切だし誇るべきですけどね、それはあくまで伝統に則ってそれにふさわしい時、ふさわしい場所でやる場合で、相撲にしろ御柱にしろ完全に場違いなところに持ってくるとギャグでしかないんだよ。
後半はすべて小澤征爾ショーで、第九も嫌いだし、べつにクラシックファンでもない私には退屈そのものだし。この場内アナウンスも妙に古めかしくて、出し物といい、なんか戦前のビデオを見ているみたいだった。ひえー! 確かにこれじゃ韓国を笑えない!
だいたい冬季っぽさがゼロじゃん。相撲取りだって国技だから夏季ならまだ出すのもわかるけど、冬季種目とは関係なさ過ぎる。東京オリンピックに対する期待と不安については最後にまとめるつもりだからこの辺にしておく。

とりあえず開会式はトンガが優勝! 前代未聞の寒さがうたわれたあの平昌で上半身裸!
そう言えば、開幕前の反韓サイトなんかじゃ、寒さで死人がぞろぞろ出るみたいなこと、さんざん喧伝してたけど、始まったら寒いなんて話どこからも聞こえてこないんだけど(笑)。

例によって大量に録画はしておいたが、いざとなると面倒くさくなっちゃって、予選から全部ちゃんと見たのは大好きなスロープスタイル(スキーとスノボ)とクロス(スキーとスノボ)の他は、スノボ・ハーフパイプと、クロスカントリーと、スーパー大回転と、フィギュアスケートのみ。
ちなみにスノボ・クロスを除いてすべて男子のみ。前にも書いたように、女子競技は単なる男子の劣化版だと思ってるので。クロスだけはなんで見たかというと、ソチで女子のクロスはやたら荒っぽくておもしろかったので。あ、それからやっぱりネタとして、朝鮮半島チームと日本の女子アイスホッケーも見た。

予選の楽しみ

ところで予選を見ないでいきなり決勝を見るのってつまんなくない? その競技のファンで、毎回見ている人ならともかく、私みたいに4年に一度しか見ない人間は、選手の名前も知らないし、予選を見ながら覚えていく。というか、予選を見ていれば、いやでも有力選手や好調な選手は目立つし、その中から誰を応援するかを決めたりして、ずっと追いかけるのが楽しい。
ちなみに私が応援する選手は、イギリス人選手が出てればそれが第一、日本人も義理で第二、英連邦国家が出てれば第三(旧植民地と言いたいが、アメリカを除くので)、あとはプレースタイルや、バックグラウンドや(小国出身とか冬季では珍しい国出身とか)、顔で決める。だいたい、何時間も予選を見ていれば気になる選手の1人や2人はいるものである。

もうひとつ、予選が好きなのは下手くそが見れるから。いや、実を言うと今のオリンピックでは本当の下手くそは出られない規定になってしまったから、もちろん一流選手よりは劣るっていうだけだけど。
いや、ほんと昔はおもしろかったんですよ。ぜんぜん飛べなくて落ちるだけのイギリスのスキージャンプ選手とかいて、人気者になってしまったりして。
なんで下手くそが大切かというと、一流選手はどんな難しいことでも、いともかんたんにやってのけてしまうので、素人目にはどこがそれほどすごいのかわからない。でも、(フィギュアだったら)ダブルでもコケまくりの選手とか見れば、四回転がどれだけすごいかよくわかるから。
今は難易度が上がりすぎて、トップ選手も同じぐらい転ぶから、逆にわからなくなってきたけどね。

観客の少なさ

ところで開始前はさんざん騒がれてた殺人的な寒さとやらの話はどこへ行ったのか? なんか開始前はネトウヨがこのオリンピックは絶対失敗すると騒いでいたのに、始まったとたん大人しくなってしまったのは笑える。
それ以上に気になったのはこれも事前に予測できたが、がら空きの観客席。なんでも韓国が強いスピードスケートはそんなことないそうだが、私はスピードスケートはひとつも見てないのでわからない。屋外競技はよくても半分しか埋まってないし(予選だと10分1のこともあった)、歓声の小ささからしてそのほとんどが単なる員数あわせで送り込まれた人間だろう。
とにかく最近のスノボやなんかは観客のレベルが高くて、私みたいな素人でもすごい技が出たときは歓声でわかる。なのにこっちはシーンとしてるんで、いったい今の演技が良かったんだか悪かったんだか点数が出るまでわからない。
映像に映るのは白人客ばかり。韓国人で目立つのはボランティアばかり。人気ないとは聞いてたけど本当にそうなんだなあ。というか韓国はサッカーは人気あるはずなのにサッカーもまったくお客入らないし、そもそもスポーツを生観戦するという習慣がないのかも

NHKのアナウンサーと解説者の程度の低さ

毎回バカにしているNHKアナウンサーの程度の低さ。ただ、英国やロシアならわかるが、韓国の文化や歴史なんて私は何も知らないので、間違えたところで気付かないかも。というか、そもそも開会式にはあの人面鳥を除いては歴史と文化を感じさせるものなんてなかったし。(アリラン斉唱はあったが)
そしたら、最後の最後でやってくれた。開会式の締めくくりに、女性アナが 「きょうの閉会式を通じて力強く表現された平和への願いも大切にしたいですね」と言うハプニングが! 始まったばかりなのに勝手に終わらせるな!(笑) しかも訂正もお詫びもなし! これじゃNHKが言うことはもう何も信じられないね。どうせ原稿読んでるだけだろうに、アホすぎる。

それは論外として、中継アナにもイライラさせられた。サッカーは民放の絶叫中継がいやな人はNHKやBSの中継を見ていたものだが、最近はNHKでもあれをやるのね。しかもそれがマヌケっぽい間違いばかり。

もちろん人にもよるんだが、
解説者「これは大きなミスにはならないでしょう」
アナ「大きなミスにはなりません!」
みたいに解説者の言うことをでかい声でオウム返しにするだけのバカとか。「それはもう聞いた!」と何度叫んだかわからない。言うことないなら黙っとけ。

選手の名前を間違うことも多かったなあ。もちろん私だって選手名なんか知らないが、前の組ですべったばかりの選手の名前を連呼してれば、いやでも気付くわ。
フィギュアスケートの解説もひどいと思った。ジャンプを跳んで「はい、うまく降りましたね」と言ったそばから赤ランプが付いてたり(笑)。
その点、上手だと思ったのは、スキー・スロープスタイル男子の解説者。普通気が付かないようなところまでよく見てるし、しゃべり方がすごく上手だった。

名前と言えばアメリカの韓国系団体が、アメリカのテレビ局に「ピョンチャン(Pyeong Chang)」を「ピョンチェイン」と呼ぶなと文句を付けたという記事を読んだ。はあ? 日本はJapanだし、英語じゃ外国名はすべて英語読みだろ?
ていうか、どこの国でもそうで、すべて現地語読みなんてなったらどうかなってしまう。(日本語でもニューヨークはアメリカ語で「ヌーヨーク」といわなくてはならない)
だからヴェネチアはヴェニスだし、チューリヒはズリックだし。元宗主国のイギリスの地名ですら正確に読んでもらえないんだから、まして韓国語なんて知るかい。

あとちょっと似たので英国代表の女子選手がアメリカ在住で、インタビューでアメリカ英語をしゃべったので非難を浴びたって言うのがあったが、もちろんそんな非国民はメダル剥奪でいいわ!(笑) 私がこんなにイギリスびいきで英連邦の国々まで応援してるのに、なんで(元植民地の)アメリカが嫌いかというと、主としてあのダサくて下品なしゃべり方のせいだから。

スノボ・スロープスタイル

なぜかスピードが出ない。人工雪だとこういうことがあるらしい。ブレーキかけっぱなしで走ってる感じで、せっかく豪快なところが魅力の競技なのに、スピード不足で失速して失敗というケースが多くつまらなかった。確かに一度失速すると加速する方法ないからね。
カナダが圧倒的に強かったが、ひとりだけのアメリカ人レッド・ジェラードが優勝。顔を見るとほんの子供なのに、とにかくオリジナルなスタイルで目立ってたから応援してたのだが、本番の決勝では2回連続で失敗。やっぱりダメかと思ったら最後の最後で決めて金メダルというドラマチックな勝利で、すばらしかった。

スキー・スロープスタイル

今大会の私のヒーロー、ジェームズ・ウッズ(GB)

これは英国人の有力選手ジェイムズ・ウッズが出るのですごい期待していたが、期待しすぎてハラハラしちゃって見ていられなかった。派手な転倒があって‏おもしろいとか言ってられるのは、要するに応援している選手がいないからで、誰かを応援しているとそれどころじゃないんですね(笑)。
解説によると、これまで誰もやったことのない難易度のプログラムで、これに成功したら世界初という技を、1回目は失敗して転倒、2回目は成功したけど着地が乱れ、3回目はいろいろ細かいミスがあって、結果は惜しい4位でメダルが取れなかった。

ソチのとき、転んでも金メダルのフィギュアはおかしいとか、わずかなミスで得点が半減してしまうスロープスタイルはかっこいいとか言ってたが、こういうことがあると手のひら返しでフィギュア式がいいような気がしてしまう。人のやらないことやったんだから、多少のミスは見逃せよ!って(笑)。レッド・ジェラードと同じ、レールを飛び越える大技をやったのもスキーでは彼だけで、独創性や勇気も人一倍まさってたのに!
かわいそうすぎてメダルが消えたとわかったときはもうそれ以上見てられなかった。雪のない国から来た選手には多少点数上乗せしろよ(笑)。

スキークロス

ソチでも決勝の転倒シーンで興奮させてくれたスキー・クロスだが、今年もまあ実によく転倒する。ただ、それでけっこう担架で運ばれる人がいたのはいただけないな。あと早いうちに転倒があると、後のレースが単なる消化試合になっちゃうのが。今年は決勝でまたも二人が接触して転んだのだが、それがやはり早いうちだったのでデッドヒートが楽しめなかった。もちろん予選途中では激しい鍔迫り合いが見られたからいいんだけど。

スノーボードクロス

特に波乱もなく終わった。予選の段階でポーランドの選手だけが明らかに下手で大きく遅れてたが、上位2名が転倒で準決勝へ。準決勝でもあとからついてきてたが、結局失格負け。
SPでも転倒しまくりだったな。昔はSPは危険なことはやらなかったのに、基準が上がってるんだろうか?
(この項未完)

クロスカントリースキー

日本じゃ人気ないのが不思議なぐらいおもしろい。これって要するに雪上マラソンで、日本人はマラソン大好きなのにね。それでマラソンのおもしろさがすべて当てはまる。
でも私はマラソンは好きじゃない。なんでかというと走ってる人がいかにも苦しそうで、餓死一週間前みたいな体で、なんかスポーツらしい爽快感がないし、汗だくで汚い感じだから
それにくらべクロスカントリーはどんなに苦しくてもヘルメットとゴーグルで顔の表情なんか見えないし、鼻水まみれでも雪の中だからわからないし、背景も白銀の森できれいだし、スキーはいてるぶんマラソンよりずっとスピード感があるし、何より、選手の体型が美しいから!

アルペンだとガチムチのタンクみたいな重量級が多いし、逆にフィギュアとかはヒョロガリだし、フリースタイルはチビが多いが、なんでかクロスカントリーの選手って、筋肉質で必要な筋肉はしっかりついてるけど、みんな長身ですらっと手長足長でかっこいいんだわ。陸上でも長距離の方が均整の取れた体つきになるのと同じ理屈か。それともこの競技で圧倒的に強い北欧系がやっぱりスタイルいいだけか。
ウェアもいい。フリースタイルの選手はスタイルは良くても、あのダブダブのウェアと腰パンのせいで体型なんてわからないし、逆に空気抵抗との戦いになるスピードスケートはピッチピチのスーツが恥ずかしいしかっこ悪い。でもクロスカントリーはちょうどいいっていうか、いちばん普通で男の肉体の美しさがいちばんはっきりわかるのもいい。
というわけでクロスカントリーはあまり勝敗とか気にせず、男体美鑑賞のために見ている(笑)。北欧男は基本的に顔が嫌いなんだが、やっぱり顔は見えないし。だいたいSkyrimにハマってるせいでノルドにはちょっと甘くなるね(笑)。

フィギュアスケート男子

表彰台の羽生、宇野、フェルナンデスの仲良し三人組

羽生結弦(はにゅう ゆずる)はもちろんソチで見て覚えていたし、イヤミは書いたけどうまさにも美しさにも異論はない。でもオリンピック直前の3か月前に大怪我(右足首靱帯負傷というだけで、どの程度かはわからないんだけど)して、かわいそうだけど終わったなと思ってた。
だってサッカー選手だと、怪我すると復帰まで1年ぐらいかかって、結局それが元で引退する人とか多いじゃない。怪我さえ治ればいいわけじゃなくて、体から作り直しだしね。フィギュアなんて足に尋常でない負荷がかかってそうだし、3か月で復帰なんて無理だと思ってた。

だから、私はてっきり羽生は出ないものと思って、むしろ宇野昌磨(うの しょうま)に注目してた。「予習」のために見た四大陸では2位だったけどすごくよく見えたし。こういう前哨戦にも出られない羽生はまず無理だと思って。
そしたらあっさり出てきて勝っちゃうってなんですか? まあ、言うほどひどい怪我じゃなかったんだろうけど、それでも調整不足とかあるしね。ここはすごいとほめておこう。

ただ、できばえについては羽生も宇野もベストだったとは思わない。
というか、私はスロープスタイルを見過ぎていたので(スロープスタイルの採点法についてはソチの記事を参照)、羽生が四回転の着地でよろめいた瞬間、宇野が最初の四回転でいきなり転倒した場面で、「あー、終わったー!」と思ってしまったのに、それでも金銀って甘すぎない? そう言ったって採点基準が違うんだからしょうがないが(笑)

採点と言えば、フィギュアはこのオリンピックから、競技中に「技術点カウンター」なるものがリアルタイムで画面に表示されるようになった。演技の要素ごとに赤緑黄が信号みたいに表示されて、緑なら加点、赤なら減点されたのがわかる仕組み。×は失敗。
それで、これは素人にもわかりやすくて良い!と喜んだのもつかの間、これと結果がぜんぜん合ってないじゃん! 羽生も宇野も赤いくつも付いたのに、全部緑のハビエル・フェルナンデスは3位じゃん!
まあ、このカウンターはあくまで参考らしいし、ショートプログラムの得点も入ってくるから違うのはわかるが、ただでさえわかりにくいフィギュアの点数をよけいわからなくさせてるだけみたいな。やっぱり私はスロープスタイルみたいなわかりやすいのや、タイムレースの方がいさぎよくていいなあ。

それでフィギュアの話だが、SPの羽生は完璧だった。ほんとロボットなんじゃないかと思うぐらい、揺るぎもしない正確さで、ソチの時よりうまくなってる。これは堂々の金メダルでしょと思ったら、フリーでミスしたのは残念。フリーの後半は疲れてきたのか、ジャンプ後はいつもよろめいてたし。倒れそうなところでもぎりぎり持ちこたえて転倒はしないのはさすがだったが。
いやもちろん勝てばいいんですけど、歴代のオリンピック勝者で、私が「これぞまさしくオリンピック・チャンピオン」と思った選手って、当時の最高峰の技をノーミスはもちろん、芸術面も人を魅了してくれて、音楽も振り付けもパーフェクトで、なおかつある種のカリスマがある人だけなんで、二連覇は順当で当然の結果だけど、そこまでパーフェクトじゃないなと思ってしまった。
ちなみにいちばん最近、これに該当したのはトリノの荒川静香。あのトゥーランドットの演技は本当に好きだった。

私の素人感覚では3位のフェルナンデスも含めて、上位3人はそれぞれにいいところがあって、甲乙付けがたいという感じ。その中じゃフェルナンデスは4回転が2回転になる致命的なミスがあったから一枚落ちるとして、羽生は転倒しそうになっても持ちこたえたが、宇野はコケたので、まだ羽生に一日の長があるとして、なんだ、やっぱり順当な結果じゃん。
4位に終わった中国の金博洋はマジうまいでしょ。ただこの人には芸術性とかデリカシーってものがないし、羽生はそれの権化みたいなもんだから。フィギュアじゃうまいだけじゃだめなんだよね。この辺、昔の日本選手をみているみたいだった。フェルナンデスはスペインっぽさやユーモアを取り入れることでうまくやってる。

羽生のフリー曲は映画『陰陽師』のメインテーマで、衣装も安倍晴明スタイルだったが、最初は狙いすぎだと思った。特に衣装は陰陽師知ってる人なら「おお!」と思うだろうが、外人は「なに、あの変な服?」って感じだし。
ただ、彼は典型的「引目鉤鼻」の平安顔なので、イメージ的にはぴったりだし、似合いすぎなぐらい似合ってるのは確か。式神とかあやつってそう。マジで平安時代からタイムスリップしてきたみたいだ。ただ、当時なら絶世の美男なんだろうが、今の時代の男の子としては顔はやっぱり残念顔だなあ。引目鉤鼻は和風美男としてはいいが、顎なし男なのが致命的で。

アデノイド顔貌というらしいんだが、日本人に多い、顎がなくて喉がたるんだ容貌。首なんかあんなに細くて長いのに、なんであごだけああなのか不思議。今、正確な用語を思い出そうとしてWikipediaを調べたら、「顔全体が歪んだりたるんでネアンデルタール人に近い独特の顔つきになってしまった顔の事」なんて書いてある。私でもそこまで言わないのに、Wikiひでーな(笑)。しかし、一目でわかるアデノイド顔なのに、だれひとりそれを言わないのは金メダリストに対する配慮なんだろうか?
だから、公平に見て明らかに不細工のうちだと思うんだが、それが滑ってるときには確かに美しく魅力的にも見える、というのがさすが一流選手のヘイロー効果か。背が低いのにすらっと足長く見えるのもそうだよね。その意味、まさにフィギュア選手になるべく生まれてきたのかも。

さすがチャンピオンになるような人は違うね。競技もいいが、こういう表現力のある人はエキシビションが似合う。実を言うと私が羽生を(宇野も)見直したのは、過去のエキシビションやショーみたいなのをいくつか見てから。
特に羽生の“Light My Fire”のエキシビションにノックアウトされた。ロックっぽいというか不良っぽいイメージも似合うし超セクシーじゃん。あとThe Doorsは私の原点になったバンドだからよけいひいきしてしまう。

一方の宇野は、私は上に述べたようにオリンピック前の四大陸で初めて見たんだが、思わず「うわっ! かわいい!」となってしまった。
私から見ても確かにかわいい。大きなパッチリお目々に長く濃いまつげ、ふっくらピンク色のほっぺた、ちょっと上を向いた鼻、ふっくらした唇、色白で明るい色のふわっとした髪の美少年。
テレビで子供時代の宇野くんの映像をいくつか見たが、ほんのちょっと大きくなっただけで、20歳の今でも10歳の頃とまったく変わってねー! 普通ならこれも「男のくせにキモい!」となるところだが、少年ロリコンにはけっこうたまらないでしょうねえ。(私がそうだとは言ってない) くちゃくちゃの前髪もかわいいし。

チビ揃いのフィギュア選手の中でも飛び抜けたチビなんで(男で159cmって、アナタ‥‥)スタイルの悪さはどうしようもないが、低身長が不利にならない種目だけに、それに小さいせいでかえって動きがシャープでキビキビしてるし、スピンやジャンプのスピードは羽生より上なぐらい。実際、派手に転倒したにも関わらず、フリーの技術点は羽生を上回っていた。

しかも今までだと、こういうすばしこくてちっちゃい日本人選手はピョンピョンよく飛んで、クルクルよく回るだけで、美しさとか芸術性とか演技力を完全に欠いているタイプが多かったが(女子のあの人とかあの人とか)、驚いたのは宇野はそっちの才能もあること。
こういうのっていくら教えてもなかなか身につくものじゃないと思うので、生まれつきの才能だろうな。男の子でこれはすごい。
しかも低身長はそっち方面では明らかに不利だからね。彼が羽生ぐらいスタイルが良かったら、たぶん羽生よりはるかに美しいし金メダル確実だったのに。早い話がスタイルいい人は単に滑走してるだけでも格好良く見えるから。なのにこの子はあの短足胴長出っ尻でもエレガントに見えるってのはすごいわ。顔だって20歳の男としては気持ち悪いが、10歳児としてはすごいかわいいし。〈ほめてんだかけなしてるんだかわからんが、これでも精一杯ほめてるんです〉

あと、私は必殺技のある人が好き(荒川静香の代名詞になったイナバウアーみたいな)なので宇野くんも好きだなあ。必殺技と言っても、「これをやれば勝てる」みたいなのはみんなやるんで、「直接得点には結びつかないけど、他の人があまりやらない技」という意味だけどね。あのなんとかイーグル!〈クリムキン・イーグルのことです〉
イナバウアーは本当にきれいだったけど、これがかっこいいかというと微妙だが(私には滑りながらリンボーダンスをしているように見える)、とにかく人と違ってオリジナルだってところがいい。

ただ、あの顔、あの体で、あの曲(荒川静香と同じ『トゥーランドット』)、あの衣装(ヒラヒラキラキラしたやつ)は合わないんじゃないか? 昔と違って、今の男子選手の衣装は普通に男っぽいものが増えてるような気がするし、もっとシンプルな衣装で、彼の元気さ・若々しさ(幼さ?)を前面に打ち出した選曲の方がいいような気がする。

というわけで、事前の私の(主にスケート以外の面での)評価は宇野のほうが上だった。でもインタビューでしゃべるの聞いてオエッ! 10歳児に見えるのは顔だけじゃなかった。いや、こういう子たちは子供の頃からインタビュー慣れしているせいか、言ってることは十分しっかりしてるし頭も良さそうなんだけど、なんだ、このしゃべり方は?

私が拒否反応を起こしてるのは、最近大学でもこの手のしゃべり方をする男子学生が目立ってきてるから。私は「オカマみたい」と思ってたが、それじゃ本物のオカマさんに失礼かもしれない。つまり、ちょっとキモすぎて文字にできないんだが、20歳にもなって、甘ったれた小さい声で、舌足らずの幼児みたいなしゃべり方をする男。「ボクさぁ~、遅刻してちぇんちぇーに怒られちゃったのぉ~」みたいな。
最初にそれを聞いたときはほんとに背筋がゾ~ッとしたし、その後も、内心(もちろん「お客さん」の前で態度には出さないが)「なんだ、てめえ! キメーよ、死ねよ。あたしゃあんたのママじゃねーよ! まさかその面でかわいいとでも思ってんのか?」と思いながら聞いてるんだが、宇野のしゃべりがまさにあれだ!

まあ、何の取り柄もない学生なら許せないが、それでも銀メダルだから宇野は許されるとも言えるんだが。それにあの口調も声も10歳児から変わってないみたいなんで、一種のアレな人と思えば‥‥。
とか言いつつ、オリンピック後のNHKのスタジオ・インタビューで、羽生がしゃべってる横で、ぽけーとした顔で高すぎる椅子にちょこんと腰かけてる様子なんて、ほんとになんかの小動物みたいで、危険すぎる! これは危険生物だ!と思うたぐいのかわいさの持ち主ではある。
羽生もこれほどじゃないが、やっぱり同系統のオカマ声で、こっちはマジで気持ち悪いんで、この人もしゃべらないほうがいい。

宇野をいじる羽生

そんな感じでYouTubeのビデオをあさっていたら変な言葉を覚えてしまった。shipっていうネットスラング、知ってた? なにしろ彼らのビデオのコメント欄が、「I ship them!」とか、「ship ship ship!」とか「船が出るぞー!」(笑)とかいうコメントで埋め尽くされていて???となった。
調べたら、このshipは船じゃなくて、relationshipから来てるのね。日本だとカップリングとかペアリングとかいうやつと同じ意味。ただ、日本のだとまるきり「交尾」なので、それを嫌って言い換えてるんだろう。

ふーむ。やっぱりそういう層に受けてるんだな。と言いつつ、こいつらがじゃれてる様子は子犬みたいで本当にかわいい。NHKのインタビューでも羽生が宇野のことを「弟と言うよりはわんこみたい」と言っていたが、おまえも犬だぞ。これがハビエル・フェルナンデス(この人も見るからに犬だなー)とのからみだと、羽生のほうがかわいがられる立場になる。この人たちコーチがいっしょの練習仲間なんで仲がいいのね。
あと男子フィギュアのアニメがあるみたいで、それと重ね合わせてBL好きが群れてるみたい。ネットじゃ男の猛反発をくらってるのもすごいわかるが(笑)、こういうのは一部の女子にはたまらないのもよくわかる。

なんというか二人ともちっちゃい頃からスケートやってて、しかも上手だからみんなにカワイイカワイイいい子いい子と言われてナデナデされて育ってきた(それが悪いとは言わない)感じで、そういう風に育つとこういう男が生まれるのか、と私は引いた目で見ていた。
競技中はいいんだが、オフでのかわいぶりっこは本当にあざとい。とか言いつつ、つい私もフラっとなってしまうぐらいかわいい。
これぞまさしくアニメとHentaiの国ジャパニーズって感じかね? 顔と人種は同じでも、中韓の男子にはこれはできないような気がする。いっそかわいい男子を主要輸出品目にすればいいと思う。K-Popなんかよりよっぽど人気出ると思うがどうか? でも、やっぱり女性的な男の子をかわいいと思う女性はマイノリティーなので無理か。実際、YouTubeのコメント欄の熱狂はすごいのに、閲覧数はすごい少ないし。やっぱり世界中の女子はローガン・ポールみたいなクソガキを好むんだよね。

なんかボロクソに言ってるように聞こえるかもしれませんが、この手の男に対する私の反応としては、これは最上級にほめてると思って下さい。
なんで突然日本人選手を持ち上げ始めたかというと、もちろんこの2人は「強い」ってのもあるけど、これでもフィギュアの男子選手としては破格に見られる方だから。田中刑事だってきりっとした顔立ちが悪くないしね。

今回は四大陸も見たし、予選から見てたので、多くの男子選手を見たのだが、見ながらつくづく思ったのは、「昔から男子フィギュア選手は奇形児しかいないと思ってたが本当だったんだなあ」ということ。
つまり、昔は男子フィギュアって人気なかったし、たとえば高校の女の子のあこがれのかっこいい男の子が選ぶようなスポーツじゃなかったんですよ。特に西洋だと「オカマっぽい」と見られることは、男の子にとって最大の恥だしね。
でもさすがに今は少しは変わっただろうと思って見たら変わってねー! 日本だとなぜか白人は特に「白人フィルター」がかかるせいか、貴公子だのプリンスだの言われるが、あいつらスケートやってなかったら絶対ガールフレンドもできないタイプだぞ。私がロビン・カズンズやフィリップ・キャンデローロに惚れた話はソチのところに書いたけど、それは彼らがあくまで例外中の例外のハンサムだったから。

特にスキー選手ばかり見た後だったから、その落差に対するショックは大きい。スキー、それも特にノルディック種目ってむだにスマートな長身美青年が多いんだよね。中にはアルプスの山奥から出てきたクマみたいな人もいるが、それはそれでかわいいし。
アルペンは力業だからか、ノルディックにくらべると筋肉質でごつい男が多いが、それはそれで男らしくてかっこいいし。
スノボは両極端だけど基本的にみんなチャラいしガキっぽい。かっこいい人も多いが、中には見るからに「女の子にもてたいからスノボ始めました」みたいな人もいるし。

それでフィギュアは痩せっぽち(あんな激しい運動していてなんで筋肉付かないんだ?)で短足胴長、顔はぶちゃむくれなのが、キラキラヒラヒラした衣装着て飛び跳ねてる‥‥というのが従来イメージだが、まったく変わってなかった。なんでだよ! 同じオカマっぽいイメージでも、ダンサーなんかかっこいい人が多いのに。
それでも白人はまだましなんだ、と気付かされたのが今大会。もちろん以前から東洋人はいたが、ほとんどが日本人や日系人で、そういえば男子の中国人・韓国人選手ってほとんど見たことなかった。それがいつのまにか、(混血も含め)大量に出てるんですね。やっぱりアジア人向きのスポーツだからか。

日本人の若い男の子は毎日見慣れてるから別に期待も失望もしないが、この中国人・韓国人には驚いた。これ以上言うとヘイト・スピーチみたいに聞こえるから遠慮するが、マジで奇形児。〈言ってんじゃねーか!〉
上記のように不細工な羽生くんが絶世の美少年に見えるレベル。同じ東アジア人でここまで違うのかよ。もしかして日本人男子ってアジアでは顔面偏差値高い?(大学の留学生を思い浮かべている) うーん、確かにその傾向はあるか。少なくとも今回、人種を問わず全男子選手の中で日本人3人がいちばんハンサムで目立ってたし。
ネーサン・チェン、ビンセント・ゾウ(どっちもアメリカ代表)はまあ日本にもよくいる感じだが、金博洋(中国)は戯画みたいな中国人そのものだし、パトリック・チャン(カナダ)は目がイっちゃってて怖いし、かわいそうだから名前は出さないが、中国の選手でジャンプやスピンするたびにものすごい変顔になるので笑いが止まらなかった人がいた。
いやスピン中は変顔になるのは誰でも同じだが、この人は顎が外れたみたいに口をパカーンと開けて回る上に、まるで狙ったような変顔なんで。

それで思ったんだけど、東アジアなんてみんな同じだと思ってたが、やっぱりかなり違いはあるなと。
最大の理由は先進国かどうかかな。アメリカ生まれの中国人・韓国人が多少ましに見えるのはやっぱり洗練されてるからだろうし、日本もアジアではいちばんの先進国だし(いつまでそうかは不明だが)。うーん、でもアメリカ黒人よりはアフリカ黒人(の一部)の方が格段にかっこいいしなあ。やっぱり違うか?
次に思ったのは、中国人・韓国人はやっぱりよく似ていて、一目でわかる北方系モンゴロイドの顔をしているが、日本人は南方の血が入っている(沖縄とかミクロネシアとか)せいか、いわゆる血が混ざってる方が見栄えがいいってやつかも。(うちがまさにそうだって言ったよね。純日本人だけど顔は父が北方系で母が南方系。そのせいか私はどこへ行っても「ハーフ?」と言われる) でもそれ言ったら中国なんて南はインドに接してるわけで、これだけの多民族国家は一概に言えるはずがない。
やっぱりよくわからないが、日本人の男の子ってわりと捨てたもんじゃないんだ、と気付いたのは収穫だった。(でも甘ったれたしゃべり方はやめろ!)

しかし、今回は白人国の選手も東洋系ばっかりだし(フィギュア王国のアメリカでさえ、上位に食い込んだ2人は中国系だった)、フィリピンやマレーシアまで出てるし、東洋人ばっかり!
体格がものを言うアルペン競技では白人が圧倒的に強いし、向き不向きってことなんだけどね。
でもやっぱりこういう偏った競技――白人しか勝てないとか、東洋人しか勝てないとか――って嫌い。

しかし、ずっとスキーとスノボ競技だけ見ていたあとで、フィギュアを見ると違和感がすごい! とにかく(ハーフパイプとか除くと)白人が圧倒的に多い種目で、人種関係なく豪快で男臭い世界なので。だからもちろん男同士が祝福や激励で抱き合ったりはするけど、その仕草も男っぽくて、でっかい筋肉男がドッカーン!とぶつかり合う感じで迫力いっぱい。羽生なんて肩叩かれただけで吹っ飛びそう。
なのに、(もちろんフェルナンデスみたいな白人男も含めた)フィギュア選手のクネクネいちゃいちゃの異次元性はすごすぎる。確かにこれは男性には(西洋の女性のほとんどにも)女々しい、気持ち悪いと嫌われるのはわかる。いや、危険度や難易度は変わらないのはわかってるし、ものすごい練習してるのもわかるけど、演技中はともかく、オフでもナヨナヨしてる必要はあるのかと、ちょっと疑問に思う。それとも、そういう人しかやらないのか? いつもしているとそれが癖になってしまうのか?

振り付けも、昔だったら女子選手しかやらなかった演技(ビールマンスピンとか)を男子がやっている感じ。

そういえば、フリーやSPで歌付きの音楽が許可されたのっていつから? 昔は確かエキシビション以外で歌入りはだめだったよね。それに慣れてるせいか、やっぱり本番で歌付きはよくない気がする。歌が流れてると歌手の自己主張が出過ぎて、演技がかすんでしまうというか。日本人はみんなインストでよかった。
ちなみに歌が入るとやっぱり選曲が気になってしまうが、私のジャンルはTFFとレナード・コーエンの『ハレルヤ』だった。ただしどっちもカバー曲。もっと使える曲はいっぱいあると思うんだけど。でもやっぱりフィギュアはクラシックの方が合ってるかな。

ぜんぜん関係ないが、そういえばフィギュアスケートのコンパルソリー(規定)っていつのまにかなくなったのね。1991年廃止なのに今頃気付くなよって感じだが。やっぱりつまんないと言われ、テレビ中継もほとんどなかったので廃止はやむをえないが、私は好きだったんだがなあ。
何がって、選手たちが真剣な面持ちで、大勢の審査員に囲まれながら、試験に臨む学生みたいに緊張した様子でやるのがかわいかったから。服装も就職面接に臨む日本の学生みたいですごい地味だし、ふだんかけてないメガネとかかけた人がいるのも萌えポイントだった。

老人らしいことをもうひとつ付け加えると、羽生とフェルナンデスのコーチのブライアン・オーサー、私はもちろん現役時を見ているし覚えているので、あんなデブになってるのを見るのはショックだった。昔から醜男だが、選手時代はいかにもフィギュア選手らしく細かったのに! 白人はこれがだめだな。

フィギュア女子

男子を見てしまったのでなんとなく女子も見ようと録画はしたんだが、ハードディスクの残り容量がなくなって、しょうがないのでダイジェストで見た。

優勝のアリーナ・ザギトワは始まった瞬間に美しさが違いすぎると思った。ルックスじゃなくて動きの。ルックスも手足の長さも違いすぎるけどさ。
完全にバレエの動きで、氷の上でなんであれができるのかと思うぐらいきれい。芸術表現って、単に腕を振り回してるだけじゃだめなんだよね。フィギュア選手ってみんなバレエの手ほどきとか受けてるんじゃないの?
あれでジャンプが跳べれば金メダル確実だと思ったが、ジャンプは後半にすべて入れて、しかも全部完璧では、金は彼女以外ないでしょう。ところでこの両手を上に上げて跳ぶのも見たことなかった。きれいだね。
ただ、大柄な選手だし、15歳だからここまで跳べるけど、長期間の活躍はむずかしいんじゃないかな。
4位に終わった宮原知子も悪くなかったけど、あの操り人形みたいな振り付けは疑問。曲は蝶々夫人なのに、なんか合ってないし、インドとかタイ舞踊みたいだし、だいたいフィギュアにあのギクシャクした動きって合わないんじゃない? 羽生がオリエンタリズムを打ち出して成功したのと対照的だが、センスの差としか。

あと、フィギュアのペアって男が小さい女の子を虐待しているようにしか見えなくて嫌い。すごかったのが北朝鮮ペア。単に下手なだけなんだが、乱暴すぎて笑ってしまった。


というところで未完のまま終わっております。閉会式もなんか書こうと思ってたのにすべて忘れてるし、残念ながら録画もすべて消してしまったのでこれ以上書けません。終わり。

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